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COLDPLAY


こんにちは。 突然ですが、皆様はCOLDPLAYというバンドをご存知でしょうか? どこかで聞いたことくらいはあるのではないでしょうか。 そう、イギリスの超有名バンドですね。 4月に数年ぶりの来日公演があったので、行ってきました。 そもそも来日公演があること自体知りませんでしたし、ライブに行く気もありませんでした。 しかし、WTIMESの店内ミュージックでCOLDPLAYが流れた時に A「そうえば店長。4月にCOLDPLAYのライブ行ってきます。」 というAの一言がきっかけで行くことになったわけです。 いやいや。Aがライブへ行くことは分かるが、どうしてお前も行くことになるんだよ。 当然の疑問ですね。 その時の僕の脳内を解説します。 何?COLDPLAYのライブに行くだと? COLDPLAYといったらあれか?俺が昔好きだだったバンドか? ちょっと待て。COLDPLAYは4枚目のアルバムVIVA LA VIDAが日本でも爆発的に流行ったわけだが、俺は3枚目のX&Yから聞いてるではないか。流行る前から聞いてるぞ。Aはどうせあれだ。年齢からいっても4枚目から好きになったパターンだろ。 そんな俄かファンが俺を差し置いてライブに行くとは。許せん。 俺も行ってやる。Aより良い席で。サプライズで。 という感じです。 今思うと、あの自分の方が流行る前から知ってたぜ。的なプライドは何なのでしょうか。よく聞きますよね。メジャーデビューしたバンドを自分はインディーズ時代から応援してたから。みたいな自慢話し。自分は先見の明があるって言いたいんでしょうか。言ったところであまり意味はないんですけどね。 しかも...3枚目からだし。 Aが1枚目から聞いてる可能性も0ではないですからね。僕のプライドなんてなんの意味もありません。 それでも、偶々COLDPLAYのライブがWTIMESの定休日と重なるという奇跡が起こったり(7分の1)、AのA席(ややこしい)よりも良いVIP席(30000円!)のチケットも取れたということで行く決心がつきました。 しかし、冷静になって考えてみます。 VIP席...高くね? 数日後 A「そういえば店長、COLDPLAYのライブ行けなくなりました。」 俺「え...?あ、そう...なんだ。実は俺...い、行くんだよね。」 A「え?COLDPLAYのライブにですか?」 俺「うん...1人で。VIP席で。」 A「1人でVIP席!そんなにCOLDPLAY好きだったんですか?」 俺「う、うん。まあ...。まあかな。」 A「あ...そうですか。」 かなり微妙な状況になりました。VIP席にいてAを驚かしてしかも優越感に浸る。という本来の目的がいきなり消滅したのです。 まあ、なんだかんだいってもそれ抜きに楽しみになってきたのも事実。既にWTIMESの店内ミュージックはエンドレスCOLDPLAYになっていました。 動機は完全に不純でしたが、ここで僕の得意技「正当化」が発動します。 まあでもあれだ、RADWIMPSもサポートでくるしな。2つのバンド聴けるんだから安いもんだろ。 そういえばRADも昔はよく聞いてたな〜。 聞き出したのは3枚目からだけど。 改めて冷静になって考えてみます。 てかVIP席...じゃなくてもよくね? 当日 久しぶりのライブは緊張します。準備の段階でいろんなことを考えてしまいます。 ライブって何着て行けばいいんだろ。まあ無難にロックっぽい格好してけばいいだろ。 てかバッグって必要なのかな。バッグ持ってって、隣りの人にこいつのバッグマジ邪魔だな。とか思われても嫌だな。 うん、バッグなしだ。ポケットに入る小さい財布にしてお金とチケットだけ持っていこう。 とかくだらないことを考えてるうちに時間が。急いで向かいます。 東京ドーム 着いた。人多いな。外国人多いな。入り口近いな。 VIP席の入り口は駅降りて1番近いところにありました。まあ3万もするんだから当然か。 荷物検査を受けドームの中へ。座席表を確認します。 ...めっちゃ後ろじゃないか。てかVIP席、席数多いな。いわゆるアリーナ席です。 とりあえず席に向かいます。 なんてことだ...前の3人デカい。見えるのかこれ。 その後VIP席特典もらいにいったり、トイレ行ったりなんだかんだあって始まるまで緊張しまくりでしたが、隣りの人と話して意気投合。いい感じに緊張もとけたところでRADの登場です。 そういえばRADの最近の曲分からないな〜。”君の名は”のやつなら多少知ってるからそれやらないかな〜。 結局やらず。全部知らない曲だったので、あんまり盛り上がりませんでした。どうやらRADのこと知らない人が多かったのか(外国人も多かったので仕方ない)、席についてない人や座って聞いてる人が結構多かったです。 そして、COLDPLAY登場。 案の定皆んな総立ちとなり、そこからの盛り上がりは半端なかったです。 この時の感動は言葉ではとても伝えきれないので省略させて頂きます。 正直、曲もかなり良かったと記憶しているのですが、一か月たった今ハッキリ覚えてることが一つだけあります。 前3人の後頭部。 いやぁ、まさかライブ中ずっと後頭部を見ることになるとは夢にも思いませんでした。 あくまでも音楽を聴きにきているわけですが、一応安くはないチケットを払っているわけです。少しくらい見えたっていいじゃないかと思わずにはいられないわけです。 アリーナ席の宿命と言われたらそこまでですが。 良い曲を聴きながらの後頭部。 後頭部を見ながらの名曲鑑賞。 途中からなんだかすごい良い後頭部に見えてくるから不思議です。 結局最後の最後まで後頭部しか見えませんでしたが、曲はすごい良かったです。 AがいくはずだったA席ならスタンド席で段差もあるので、後頭部に悩まされずにすんだはずでした。 今になって冷静に思い返すと。 A席でよくね?


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